根室地方北部、定置トキシラズ漁本格化 標津では6月2日に530本
標津町沖合の定置網漁でトキシラズの漁獲が本格化している。6月2日には標津漁協で530匹が水揚げされた。この時期にとれるシロザケは、秋サケの時季から外れるため「時知らず」と名前が付き、春の味覚として愛されている。標津漁協所属の純好丸は沖合約4・8キロで、3カ所の定置網からトキシラズ5匹、サクラマス約200匹を漁獲した。水揚げ直後にエラをはさみで切り、海水の水槽で血を抜く「活締め」を施す。薫別沖など4カ所の定置網を設ける第11五洋丸はトキシラズ約500匹、サクラマス約200匹水揚げした。