厚岸湖上でサウナと水風呂楽しむ 地元産カキにも舌つづみ
アウトドアサウナを厚岸の新たな名物にしようと、町内の民間団体が、厚岸湖畔でフィンランド式入浴法「ロウリュ」を体験する催しを開いた。凍った湖上に折りたたみ式テントサウナを設置。内部のまきストーブの上に置かれた石にユーカリやトドマツの香りの水をかけると蒸気が発生し、参加者は100度近い室温の中で汗が噴き出すのを楽しんだ。湖の氷を切り取った水風呂が用意され、体から湯気を立てた参加者は頭まで浸かった。また、地元産の焼いた殻付きカキも振舞われた。町内の宿泊施設と連携し、年内の事業化を目指す。