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カワヤツメの人工授精に挑戦 厚沢部小で資源保護振興会の出前授業

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厚沢部小(松村浩良校長)の4年生16人が5月10日、厚沢部川で繁殖するカワヤツメの人工授精を体験した。受精卵の一部は児童たちがふ化するまで育て、厚沢部川に放流する。町河川資源保護振興会(坂本和晃会長)が出前授業として、毎年この時期に実施している。児童たちは坂本会長からカワヤツメの生態や特徴について説明を受けた後、同会のメンバーが前夜に川で採取した体長40~50センチのカワヤツメを使い、人工授精に挑戦した。この日は約20万個の受精卵を採取し、うち1万個は児童たちが育てることになった。