珍客ナベヅル 東神楽の田んぼに飛来 渡りの途中で迷ったか
北海道内では珍しいツル科の渡り鳥ナベヅル1羽が、東神楽町の田んぼに飛来しているのを旭川市の会社員野村真輝(まさき)さん(60)が見つけ、撮影した。野村さんは4月30日昼ごろ発見。「歩いて田んぼをつつき、餌を探していた。食べ終わると休んでいるようだった」と話す。ナベヅルは九州で越冬し、夏は中国やロシアに渡る。野村さんは所属する日本野鳥の会旭川支部に連絡。現場で確認した柳田和美支部長によると「体の色などから昨年生まれた幼鳥と成鳥の間くらいの個体で、まだ若く繁殖地へのルートから外れてしまったのでは」