新たな流氷観光船「おーろら3」完成 網走や知床の楽しさ発信する
流氷観光砕氷船おーろらを運航する道東観光開発は1月11日、新たに建造した小型観光船おーろら3(19トン)の試乗会と安全祈願祭を網走港で行った。20日に始まる流氷観光クルーズのほか、夏の知床観光で利用する。全長約17メートル、幅約5メートル、定員最大77人。自力で砕氷できないが、船体は厚いアルミで覆われ、流氷に近づいて航行できるという。水中を撮影できるドローンを搭載し、客席に設置されたモニターで、海の中の流氷や生物の姿を見ることができる。安全対策では定員分の救命いかだを積んだ。