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音更で安産願い 農用馬の馬追い始まる

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農用馬の冬の運動不足を解消するための「馬追い」が1月16日、十勝管内音更町の家畜改良センター十勝牧場で始まった。大きな腹の妊娠馬などが、1周800メートルの運動場を駆け回った。同牧場は農用馬の改良や繁殖を手掛けている。馬追いは、雌馬の難産防止や若馬の体づくりのために毎年行っている。初日は飼養する180頭のうち、3~16歳の雌馬86頭が3群に分かれ、運動場を2、3周した。無料の一般公開も始まり、雪景色の中を体重約1トンの馬たちが「ドドド」と地響きを立てて走ると、来場者は熱心にカメラを向けた。