登別温泉で3年ぶり 通常開催の湯まつりが開幕
温泉に感謝して無病息災を祈る登別温泉湯まつり(登別市、登別国際観光コンベンション協会主催)が2月3日、登別温泉街で始まった。鬼の姿をした湯の守り神「湯鬼神」がドラや鈴を鳴らし、にぎやかに祭りを盛り上げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりに通常開催される今回は、開会の「分湯式」を初めて地獄谷で行った。湯けむりが漂うなか、地獄谷の源泉から湯鬼神がくんだ湯を、閻魔大王が同協会の唐神昌子会長に桶で手渡した。くみあげた湯は同協会に加盟する旅館に配られた。