春にまとう白い羽衣 ミズバショウ 石狩マクンベツ湿原で見ごろ
道内有数のミズバショウの群生地として知られる石狩川河川敷のマクンベツ湿原(石狩市船場町)で、ミズバショウが見ごろを迎えている。ハンノキに囲まれた群生地では、新品種「ハゴロモミズバショウ」も見られ、かれんに咲く純白の姿が春の訪れを告げている。石狩川下流沿いに広がるマクンベツ湿原(約130ヘクタール)には、河岸まで直線に伸びる延長約400メートル、幅1メートルの木道が整備されている。石狩観光協会によると、今年は大雪の影響で4月上旬まで湿原は雪に覆われ、例年に比べ遅い開花となった。