鈴木直道北海道知事がラピダスに次世代半導体工場建設を要請

国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社Ｒａｐｉｄｕｓ（ラピダス、東京）の工場建設地を巡り、鈴木直道北海道知事は２月１６日、同社を訪れ、小池淳義社長に道内での工場などの建設を要請した。次世代半導体工場を巡っては、研究拠点など関連施設を含めた総投資額が数兆円に上るとみられ、建設地が注目されている。鈴木知事は資料を示しながら「北海道は豊かな水資源と豊富な人材を確保でき、脱炭素に向けた再生可能エネルギーのポテンシャルも高い」とアピール。小池社長は「日本で一番ふさわしい場所に建設したい。将来の行政の考え方や情報など引き続き北海道の情報をいただきたい」と述べた。