Flick

常呂沖 春を告げる ニシン漁

公開
「春告魚」とも呼ばれるニシンの漁が最盛期を迎えている。北見市の常呂漁協では3月8日から今季の漁が始まった。16日は、午前2時半ごろに船橋大輔さん(36)ら4人を載せた「第十八恵祐丸」が常呂漁港を出港。約15キロ沖合で、前日仕掛けた刺し網6枚を引き揚げると、体長30センチを超える大型のニシンで船内が埋め尽くされた。流氷が去ったオホーツク海の漁場の海水温は3度。例年より約2度高く、産卵を控えたニシンの活動が活発化して沖に現れたとみられる。