幻想的な景観を堪能　美深・松山湿原で山開き探勝会

日本最北の高層湿原である松山湿原（美深町仁宇布）で６月２４日、山開きを兼ねた自然探勝会が開かれ、町内外の約１１０人が道自然環境保全地域に指定されている秘境の景観を楽しんだ。登山道入り口に近い天竜沼駐車場で観光協会や役場の関係者らが今季の山の安全を祈願した後、一般参加者と一緒に登山を開始。片道９００メートルの登山道を約１時間かけてゆっくり登り、標高７９７メートルの台地に広がる２５ヘクタールの湿原に到着。参加者は湿原入り口にある「長寿の鐘」を鳴らしてから全長１・２キロの木道に沿って散策した。