氷の宝石 アートな魅力 彫刻家・村中さん ジュエリーアイスで11作品
豊頃町の大津海岸で冬に漂着する透明な氷の塊「ジュエリーアイス」に新たな魅力が加わった。氷で芸術作品を制作して記録する「ジュエリーアイス・アート」だ。ジュエリーアイスの名付け親で写真愛好家の浦島久さん(69)が温めていた企画。2021年12月、写真展会場で偶然知り合った幕別町の彫刻家で中学教諭の村中鉄也さん(50)に構想を話した。村中さんはジュエリーアイスを直接見たことはなかったが、自然の中で自然の物をつかってつくる「ランドアート」に魅力を感じ、今冬、ジュエリーアイス・アート11作品を制作した。