厚田に大量のイワシ 海水温低下で漂着か
石狩市厚田区から浜益区にかけての砂浜や漁港などで大量のカタクチイワシが漂着しているのが見つかった。石狩振興局石狩地区水産技術普及指導所によると、海水温の低下で弱って漂着したとみられる。3月3日に地元漁師が厚田漁港内で死んでいるイワシを見つけた。指導所職員が4日に浜益区や厚田区内の漁港を調べたところ、古潭漁港でも見つかった。イワシは体長8センチほどで1歳未満とみられる。生息できる水温の下限は8~9度とされ、4日午前7時半ごろに同指導所が厚田漁港内で調べた水温は2.4~2.7度だった。