十勝川の河原に「霜の花」大寒で冷え込み
暦の二十四節気の一つで、1年で最も寒い時期とされる「大寒」の1月20日、幕別町の十勝川の河原では大気中の水蒸気が花びらのように凍り付く「フロストフラワー(霜の花)」が一面に広がった。札幌管区気象台によると、同日午後6時までの帯広市の最低気温は前日より3.4度低い氷点下16.9度になるなど冷え込んだ。フロストフラワーは、羽毛のように先の尖った薄片状の霜の結晶が重なっている。長さ2センチ前後の結晶に目を近づけると、朝日を浴びてオレンジ色に輝くレース模様のように見えた。