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おびひろ氷まつり氷像製作 大胆に135キロの氷柱切断

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「ウィーン、ガガガ」―。調理人や建設作業員ら、手先の器用さが自慢の職人が1本約135キロの氷柱と向きあう。縦95センチ、横55センチ、厚さ26センチが8本。手元の設計図を見ながら、電動のこぎりで大胆に切断していく。1月24、25の2日間、帯広市の緑ケ丘公園で、第61回おびひろ氷まつりの会場を彩る氷像製作準備が進められていた。運びやすい大きさに切ると、無数の針がついた板を押し当て、ガリガリと表面に細かな溝をつける。氷を積み重ねた後に上下の氷を接着させる際、この溝に注射器で水を流し込んで凍らせ、しっかりと固めて一体化させるのだ。