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ガタンゴトン 上士幌の廃線跡を走る森のトロッコ

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「ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン」。どこか懐かしい車輪の音が森の中に溶け込む。木々の間を進むのは鉄道ではなく、足こぎトロッコだ。上士幌町ぬかびら源泉郷の旧国鉄士幌線(帯広-上士幌)跡を走る。札幌市のアウトドア業の野口豊さん(63)夫婦が2005年から三の沢駐車場付近で運行している。足こぎトロッコは、前輪を外した自転車の前側に木の台車を取り付けた乗り物。1人が自転車をこぎ、台車には大人2人とペットも乗車できる。