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「道新ホール」61年の歴史に幕 立川談春さんが三本締め

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北海道新聞社本社(札幌市中央区)にある「道新ホール」(700席)が6月30日、人気落語家立川談春さんの独演会で閉館した。今秋の本社移転に伴うもので、1963年の開館以来61年の歴史に幕を下ろした。「ポップスの登竜門」「落語の聖地」と呼ばれ、地元をはじめ国内外の団体などが利用。公演数は約1万2千回に及んだ。最後に北海道新聞社の小林亨専務取締役が登壇して61年の感謝を伝え、「今後とも北海道の文化振興に全力を尽くします」とあいさつ。談春さんの音頭で会場全体で三本締めをし、どんちょうが下りた。