おーろら 今季初の流氷帯航行
流氷観光砕氷船「おーろら」が1月26日、今季初めて流氷帯を航行した。海面を覆い尽くす流氷には出合えなかったが、氷が海上に浮かぶステンドグラスのような景色に乗船客たちが見入っていた。この日は4便が運航し、計106人が乗船した。午前11時の便は31人を乗せて出港し、20分ほどで沖合約5キロにある流氷帯に突入した。乗船客たちは客席から甲板に繰り出し、夢中で写真撮影に興じた。「おーろら」(491トン)と「おーろら2」(489トン)の2隻体制で4月上旬まで毎日4便前後、運航する。