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十勝川にサンピラー 大寒の冷え込み厳しく 豊頃

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暦の上では最も寒いとされる大寒の1月20日朝、豊頃町内の十勝川で、空気中のダイヤモンドダスト(微細な氷の結晶)に太陽の光が反射して柱状に見えるサンピラー(太陽柱)という現象が見られた。名寄市北国博物館によると、サンピラーは一般的に氷点下15度以下で、晴れて風が弱い日に見られるという。十勝川では河畔林が真っ白な霧氷に覆われ、けあらしが立ち上る中、サンピラーがキラキラと幻想的に輝いていた。帯広測候所によると、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象で冷え込み、最低気温は帯広市で同16.1度など。