十勝管内で小麦の収穫ピーク 夜間も急ピッチで進む
十勝管内で秋まき小麦の収穫が最盛期を迎え、作業が連日夜遅くまで続いている。今年は例年になく雨が多いため、作業の遅れなどが懸念されていた。生産者は晴れ間を惜しんで作業を行っており、大きな遅れは見られない見通しだ。帯広市の農家25戸でつくる広野地区麦生産組合は26日から作業を開始。7月末までに288・5ヘクタールを収穫する。午前8時から作業を始め、日付が変わる午前0時ごろまで行う日もある。2台のコンバインが作業灯の明かりを頼りに8ヘクタールの小麦畑を何度も往復。黄金色に実った穂を刈り取っていた。