朝日に輝く極寒アート ジュエリーアイス、彫刻家が作品に 豊頃
十勝管内豊頃町の大津海岸に、冬に漂着する透明な氷の塊「ジュエリーアイス」を使った芸術作品がお目見えした。朝日に輝く黄金色の作品で、海岸は幻想的な雰囲気に包まれた。ジュエリーアイスの名付け親で帯広市内の写真愛好家浦島久さんが企画。同管内幕別町内の彫刻家で、中学教諭の村中鉄也さんに制作を依頼した。12月29日朝は氷点下14度の厳寒の中、村中さんらがヘッドライトを付け、漂着した氷を探した。その中から選んだ板状の氷を、縦横交互に立体的に組み合わせて立てるなどして、高さ約1.5メートルの作品を完成させた。