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正月彩る甘い縁起物 江差・五勝手屋本舗 口取り菓子製造たけなわ

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江差町内の老舗菓子店「五勝手屋本舗」で、正月の縁起物の「口取り菓子」の製造が最盛期を迎えている。口取り菓子は白あんと米粉で作った練り切りを使って、エビやタイなどの形に整えた郷土菓子。製造は12月20日から始まり、従業員が菓子を折り詰めする作業に追われている。5個入り折り詰めは約1500箱製造するが、すでに予約で完売。松竹梅をかたどった単品は1個324円から、本店で31日まで販売している。小笠原敏文社長は「華やかな正月を迎えられるように作っている。味わってほしい」と話している。