メンテ終了 真っ白な函館市電「8101号」
東京の整備工場で改修作業を行っていた函館市電の「8101号」車両の車体が12月20日、駒場車庫(駒場町)に戻った。市は、冬の融雪剤使用で腐食した床下を補修したほか、行き先表示器を方向幕から発光ダイオード(LED)の電光表示に切り替えた。同車両の車体は、2002年に製造された。9月上旬に東京都内にある委託先の工場へ運び、床下や骨組み、内装を改修。前照灯や車内の照明もハロゲンランプや従来の蛍光灯からLEDに変更した。総事業費は6350万円。2022年1月中旬に営業運転を再開する予定。