音更でニンジンの収穫始まる 掘ったら短時間で冷却し鮮度維持
北海道内有数のニンジンの産地、十勝管内音更町で2022年の収穫が始まった。鮮度を保つため、収穫から洗浄、冷蔵保管までを短時間で行う「スピード出荷」を徹底し、ブランド力を高めている。音更町農協によると、今年は6、7月の日照不足でやや小ぶりという。音更町の約130戸が約400ヘクタールで作付けし、約1万7千トンの収穫を見込む。ニンジンは時間の経過とともにあくが強くなり、のどを刺激する「えぐみ」が生じるため、収穫後1時間以内に町内の選果場に運ぶ。収穫は10月下旬まで続く。