サケ受精卵「動いているよ」 帯広で小中生ら観察学習会
市民団体「十勝川さけの学舎(がくしゃ)」によるサケ受精卵の観察学習会が12月11日、帯広市の十勝川インフォメーションセンターで開かれた。十勝管内の小中学生ら約30人が参加し、サケの生態や十勝川の特徴を学んだ。この団体はセンター内の大型水槽でサケを自然産卵させて育て、毎年、稚魚を十勝川に放流している。一部は観察学習会用に人工授精も行っている。この日は10月中旬に人工授精した卵を観察。黒い目が確認でき、すでにふ化した卵もあった。スタッフが人工授精や過去の放流の様子を写真を使いながら説明した。