バイオ発電熱活用 マンゴー収穫本格化 鹿追
家畜ふん尿を利用するバイオガス発電プラント「鹿追町環境保全センター」内のハウスで、発電時の余剰熱を活用して育てたマンゴーの収穫が本格化している。今年は夏場の寒暖差が大きく、糖度が高く、大ぶりな実がなっている。室温27度以上に保たれた約350平方㍍のハウス内で高さ約1・8メートルに育った32株で栽培し、今季は約600個の収穫を見込んでいる。2021年からはふるさと納税の返礼品としても出品され、鹿追町のPRに一役買う。収穫は2022年1月中旬ごろまで続く。