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動いて害獣を追い払え 奈井江町の太田精器、オオカミ型動物撃退装置を開発

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野生動物向け忌避装置「モンスターウルフ」を製造する太田精器(奈井江)が、四足歩行で畑などを動き回る自走式の新機種を開発中だ。従来の設置型以上にシカやクマなどを警戒させ、より高い忌避効果を得ることが期待されている。来年度に農地での実証実験も行いたい考えで、同社は「ロボットによる獣害対策」の実現に意欲を見せている。同社は試作機を「リアルモンスターウルフ」と名付け、11月24~26日に東京ビッグサイトで開催された「鳥獣対策・ジビエ利活用展」で展示。展示ブースには3日間で500人以上が来訪した。