<天元戦第2局>難解な攻防始まる
囲碁の一力遼天元(24)に関航太郎七段(19)が挑む第47期天元戦5番勝負の第2局が11月16日、札幌市厚別区のホテルエミシア札幌で始まった。 第1局は七大タイトル戦初挑戦の関が130手までで白番中押し勝ち。冷静な打ち回しで難解な攻防を制した。このまま勢いに乗って天元奪取へあと1勝と迫るか、初防衛を目指す一力が流れを変え、タイに持ち込めるか注目される。立会人の石田秀芳24世本因坊(73)が合図した後、黒番の関が16四に第1着を打ち下ろした。関が積極的に仕掛ける形で序盤からやや早めの展開。