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冬 餌を食べに来て 帯工生がタンチョウの給餌場を設置

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冬を前に、音更町十勝川温泉の3カ所で帯広工業高の生徒が、国の特別天然記念物タンチョウの給餌場を設置した。市民団体「十勝川中流部市民協働会議」(帯広)が11月11日に主催した。同校環境土木科の2年生39人は、まず幕別町内の畑でエサをついばむタンチョウを望遠鏡などで観察。その後、音更町の十勝川温泉に移動し、給餌場を設置した。給餌設備はタンチョウがついばむことで、少しずつデントコーンがこぼれ落ちる仕組み。高校生らは工具を使って鉄パイプを組み、風や雪で壊れないよう、話し合いながら工夫して設置した。