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知床ヒグマ、セミ幼虫食べていた 北大院生が初確認 シカ急増で食性変化か

公開
知床半島のヒグマの食性を巡り、斜里町岩尾別地区のカラマツ林で土を掘り返してセミの幼虫を食べている個体がいることが分かった。北大大学院環境科学院博士課程3年の富田幹次さん(27)がふんの内容物などから調べ、8月にスウェーデンの野生生物学誌電子版に論文を発表した。富田さんによると、ヒグマがセミの幼虫を餌にしていることが確認された例は過去にないという。