高さ43メートルの掘削タワー 白糠の技術専門学校に設置
地熱発電などの掘削技術者を養成する国内初の専門学校として2022年4月に白糠町大楽毛に開校する「掘削技術専門学校」の校庭に、同校のシンボルとして高さ43メートルの掘削機が設置された。1960年代後半から3年前まで地熱開発や石油の掘削に使用された地下2千メートルまで掘削できる機材で、渡島管内森町の地熱開発でも使われた。同校では掘削はしないが、学生に掘削機の仕組みを解説する際に使われる。掘削を専門とする東京の企業が寄贈。設置作業は18~22日に行われた。