妖怪の世界にどっぷり 帯広美術館で水木しげる展開幕
漫画家水木しげるさん(1922~2015年)の原画など約300点を集めた特別展「水木しげる 魂の漫画展」が9日、帯広市の道立帯広美術館(緑ケ丘2)で開幕した。開館前から30人余りが並ぶ人気で、札幌や旭川から来た人も。初日は580人が来場し、不思議な妖怪たちが繰り広げる〝水木ワールド〟を楽しんだ。少年時代や戦争体験、妖怪研究といったテーマごとに全8章で構成。代表作の「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などの直筆原稿のほか、カラー原画、愛用画材、映像資料などが展示されている。12月19日まで。