ドローンで民家に食品お届け 上士幌町と3社が全国初の実証実験
上士幌町は10月6日、ドローン開発のエアロネクスト(東京)など3社と共同で、ドローンで食品を農村部の民家に配送する実証実験を始めた。経済産業省によると、個人宅の敷地にドローンを着陸させて荷物を届けるのは全国で初めて。国がドローン規制を緩和する2022年度の事業化を目指す。実験は同町上音更地区の畑作農家がタブレット端末の専用アプリを使い、豆腐や牛乳を注文。300メートル離れた公共施設で、業者役が食品3キロを詰めた段ボールを機体に搭載した後、時速25キロで自律飛行し、2分で到着した。