剣淵特産のキヌア豊作 少雨に耐え「一番の出来」
南米アンデス高原原産で剣淵町特産の穀物キヌアの収穫作業が本格化している。少雨で生育が遅れた畑もあったが、全体的に豊作となった。町内の農家7戸でつくる「けんぶちキヌア生産普及組合」が栽培し、今年で7年目。一部の畑では少雨で生育が遅れ、半月ほど収穫がずれ込んだ。ただ、キヌアは乾燥に強い側面もあり、高橋朋一組合長は「粒が大きくて豊作。今までで一番出来が良い」と話す。作付面積は前年比7倍、総収量は前年比10倍超の90トンを見込む。9月27日には高橋組合長の畑で収穫した。作業は10月上旬まで続くという。