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札幌・宮の森フランセス教会のパイプオルガン、19世紀英国製 国内に数台のみ

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札幌市中央区の結婚式場「宮の森フランセス教会」の礼拝堂にあるパイプオルガンが、国内に数台しかない19世紀の英国製とみられることが専門家の調査で分かった。オルガンは高さ5メートル、幅4メートル。式場の運営会社の増田幸夫社長が、1995年の開業に合わせ、閉鎖した英国の教会から購入した。修復のため調べた内部は、パイプに風を送り込む部分に電動モーターが設置されていたが、元は人力でふいごを動かす構造だったことから判明した。専門家は「19世紀のオルガンが輸入されることは珍しく、非常に貴重」と話す。