檜山伝統の保存食「豆漬け」 農家の女性が手作り
江差町の農家の女性らでつくる「えさし水土里の会」は9月12日、旧朝日小校舎で、檜山南部農村部の伝統的な保存食「豆漬け」を製造した。ゆでた枝豆を塩やトウガラシなどで漬けた保存食。塩気の中に酸味があり、おやつや酒のつまみとして親しまれている。毎年、稲刈り前の9月中旬に製造する。大粒大豆「ゆめのつる」を使い、洗濯機で汚れを取り除いた後、釜で約10分間煮る。塩と唐辛子、ミョウガ、シソの葉を一緒に樽に入れ、約3カ月間漬ける。今年は約300キロを作った。「ぷらっと江差」などで12月ごろから販売する。