旧校舎を作品展示の場に　政和アートフェス１０年目　幌加内

２００７年閉校の幌加内町の旧政和小校舎全体を芸術作品の展示会場にした「政和アートフェス２０２１」が７月３１日、１０年目の開幕を迎えた。２０１２年８月、同町政和地区で畜産やソバ栽培に携わるステンドグラス作家の吉成洋子さんと、次女で同校卒業生の金属造形作家の翔子さんが開いた。愛着がある校舎が使われずにいたことに心を痛め、芸術家仲間十数人に声を掛けた。大型オブジェの展示や音楽演奏、演劇など異種の芸術が共演する空間をつくってきた。節目の今回は、作家２人が政和入りして作品制作に当たる。９月５日まで。