ティッシュより薄い! かんな薄削り、宮大工ら197人が腕競う 岩見沢で全国大会
道内外の大工らが、かんなの削りくず「削り華(ばな)」の薄さを競いながら交流する「全国削ろう会」が10月15日、岩見沢スポーツセンターを会場に2日間の日程で始まり、1マイクロメートル(千分の1ミリ)単位の極限の薄さの戦いを繰り広げた。今年で38回目で、道内開催は2003年の小樽大会以来2度目。宮大工や大工を目指す若者ら197人が一般、学生の部など4部門で腕を競った。一般の部は例年、厚さ3マイクロメートルと、ティッシュの10分の1の薄さで優勝が決まるという。16日は一般の部の決勝などが行われる。