木古内「寒中みそぎ祭り」始まる
豊漁や豊作を祈願し、江戸時代から続く伝統神事「寒中みそぎ祭り」が1月13日、渡島管内木古内町の佐女川(さめがわ)神社で始まった。行修者(ぎょうしゅうしゃ)と呼ばれる4人の若者が、冷水を浴びる「水ごり」に臨んだ。1831年(天保2年)に始まったとされ、今年で193回目。行修者は任期が4年で、毎年1人ずつ交代する。水ごりは午後6時40分ごろ始まった。気温2・6度の小雨の中、4人は下帯姿で境内の特設舞台に登場。1人ずつ膝をついて座ると、別の行修者が「エイ」という声とともに、おけの水を勢いよくかけた。