ばん馬が速すぎ? 障害の坂、シーズン中に工事 駆け引き増加に期待
帯広市は7日、帯広競馬場のコース上にある障害の坂を削り、表面を柔らかくする工事を実施した。この冬からばん馬が速く走りレースがすぐ終わるためで、馬を進みづらくする。シーズン中に同工事を行うのは初めて。これまでコースの砂を増量して対策したが効果は薄く、ファンからは「ゆっくり進むばんえいの魅力が減った」との声も上がっている。工事したのは第2障害。摩耗して固くなった斜面を重機で削り、地中の柔らかい土を掘り起こした。障害は縦17m、幅18m、高さ1・6m。この日は午前11時から作業員3人でとりかかった。