ホワイトアウト、立ち往生を救え 栗山署員と消防が合同訓練
降雪で視界不良になるホワイトアウトで車が立ち往生―。栗山署と南空知消防組合本部消防署は2月7日、栗山町湯地で、立ち往生の現場を再現した合同訓練を行った。警察は捜索、消防は救助を担うなど連携の仕方を確認した。立ち往生となった軽自動車内の女性から119番の救助要請が入ったと想定。消防隊員は、雪で車の排気管が埋まり車内で一酸化炭素中毒となった女性に見立てた人形を、窓ガラスを割って救助した。栗山署員は放置車両の所有者を照会し、安否不明のドライバーを「ゾンデ棒」を雪に突き刺して行う捜索訓練を行った。