噴火湾で養殖ホタテの水揚げが本格化
噴火湾で養殖ホタテの水揚げが本格化している。いぶり噴火湾漁協の管内では、2022年10月から水揚げが始まった。2022年度の2年貝は、前年を千トンほど上回る8200トンの漁獲量を見込んでいる。噴火湾のホタテ養殖発祥の地、礼文漁港(礼文華)では2月9日、ホタテ漁に向かう船が午前9時ごろ、次々と出港した。漁師田中豪介さん(49)は沖合に出ると、ホタテが「耳づり」されたロープを機械で巻き取って水揚げした。この日、220枚の貝が取り付けられた長さ15メートルのロープを、約100本引き揚げた。