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日本で3例目 八雲町でミカドガンを撮影 6月の学会誌に掲載

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国内では珍しいカモ科の渡り鳥「ミカドガン」が八雲町の遊楽部川河口に飛来し、田沢和夫さん(77)と柴田昭三さん(83)が撮影に成功した。山階鳥類研究所によると、日本で3例目の撮影で、2023年6月発行の同研究所の学術誌に掲載される予定だ。ミカドガンはオレンジ色の足に、頭部は白く、顎から黒色で、鱗状に見える羽が特長。通常、アラスカなどで繁殖し、冬季は南下してアリューシャン列島やカムチャツカ半島で越冬する。日本まで南下することは珍しく、1964年に仙台市、2017年に千歳市で観察されて以来3度目。