木炭製造 白老で 地元産ナラ材使用
本格的な行楽シーズンを迎え、白老町の大西林業で、バーベキューなどで使う木炭の生産が急ピッチで進んでいる。炭焼き作業は地元産ナラ材などを窯の中に並べてから火を入れ、1週間かけて炭化。さらに1週間じっくりと冷まして良質の木炭に仕上げる。1993年に木炭製造を始めた大西林業は現在二つの窯を持ち、年間約30トンの木炭を生産する。大西潤二社長(44)は「時間をかけてしっかり炭化させるので煙もなく、焼いた肉や魚の味が違う」と話す。輸入品の木炭と比べると堅いため火持ちがよく、火力も強いという。