「ピヴォ」２７年の歴史に幕　札幌　６月近隣に新施設開業　ビルは再開発

札幌・大通地区の商業ビル「ピヴォ」（中央区南２西４）が５月１６日、閉館した。ファッションや雑貨、音楽など若者文化の発信地として親しまれたが、隣接する２棟と一体での再開発に伴い、約２７年間の歴史に幕を下ろした。運営会社は６月８日、近隣に新施設「ピヴォクロス」を開業する。ピヴォによると建物は１９６９年完成。７３年にダイエー札幌店が入居し、ダイエー撤退後の９５年にピヴォとして改装オープンした。昨年５月の閉館発表時に５６店だったテナントは、近隣への移転などもあり最終日は５０店が営業。