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トムラウシの雪渓に遭難防止の道しるべ

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夏山シーズンを前に新得山岳会などが6月8日、日本百名山の大雪山系トムラウシ山(2141メートル)の中腹にある雪渓に、登山者が道を迷わないよう紅石灰で道しるべを書いた。トムラウシ山は残雪が多く、例年6月下旬まで登山道が雪に覆われて道に迷いやす地点があるため、2008年から続けている。山岳会と新得署、町の計15人が2時間以上かけて標高1400メートルのコマドリ沢付近まで登り、正しい方向を示す矢印を2カ所、誤った方向に行かないよう注意する「×」を1カ所、手分けして雪の上に描いた。