十勝管内で秋まき小麦の収穫が最盛期 気温、日照に恵まれて1週間早い収穫に
全国有数の小麦の産地、十勝管内で秋まき小麦の収穫が最盛期を迎えている。十勝総合振興局によると、天候に恵まれて生育が早く、収穫も平年より1週間ほど早いという。同管内士幌町では生産者218戸が約2200ヘクタールで栽培。農家32戸でつくる士幌南麦作組合は7月20日から作業を始め、計約300ヘクタールで収穫する。コンバイン4台を使い、ライトを点灯しながら毎日深夜まで作業を続ける。同管内の2022年産の小麦収穫量は21万5400トンと、国内収穫量の約2割を占める。収穫は今月末まで続く見通し。