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<若林彩記者が読み解く>「魚食離れ」から生まれた魚屋さん 根室から「冷凍刺し身」全国へ

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根室市の水産加工業「マルカツ福島商店」が導入した「液体急速凍結機 凍眠(とうみん)」。マイナス30度のアルコールで、通常の冷気の冷凍庫と比べて約20倍のスピードで食品を凍結します。朝に水揚げされたホッカイシマエビの冷凍の様子を取材しました。まず、エビの殻を向き、パックに詰めたあと、機械で個装し、凍眠の中に入れます。30分後に取り出すとカチカチに冷凍されていました。1年以上前に冷凍したマダラやオヒョウの刺身も解凍すると、とれたてと間違えるほどの透明感があり、ぷるんぷるんの食感でした。