帯広市 自動運転バスの試乗会 導入可能性探る
「第61回おびひろ氷まつり」(1月26~28日)の期間中に行う自動運転バスの実証事業に先立ち、帯広市などは25日、市緑ケ丘公園周辺の市道で関係者向けの試乗会を行った。市内を走る路線バスの収支が悪化する中、市は2024年度も実証事業を続け、収益性も探りながら、将来的には民間事業者の自動運転バス導入を後押ししたい考えだ。実証事業と同じ道のりを約20分で往復し、計5往復した。運転手が緊急時に手動に切り替える「レベル2」で運行し、計38人が参加。加速や停止などの際の乗り心地を確かめた。