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出荷待つトラフグ 北見の会社が養殖 温泉水ですくすく

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北見市留辺蘂町滝の湯で、温泉水を使って陸上養殖した高級魚トラフグの出荷が本格化している。飼育するのは、地元の障害者。採算ベースには至っていないが、障害者のやりがい、地域貢献につながっており、事業者は今後も続けていく考えだ。市内のエムリンク夢ケア(本見研介社長)が2020年から、就労支援事業として取り組んでいる。養殖する水槽は直径6㍍、深さ1メートルの円形。昨年6月、道外から稚魚を購入し、体長30~40センチに成長した60匹ほどが元気に泳ぎ回る。出荷は昨年に続き2回目。